接客業の過剰サービスが疲れます

o・mo・te・na・si
おもてなし

海外旅行、数えるくらいしか行ったことないんですけど、
接客業の方が日本に比べるとだいぶドライに感じます。

客がいても、普通に店員同士で話しているし、
なんなら会計中も話し続けている。

でも、それが普通…

旅行の序盤は、日本とのあまりの待遇の違いに戸惑い、時には嫌悪感を抱くこともあるけれど、
他店でも数回同じような対応をされれば案外すぐに慣れるものだ。

一般的な旅行期間だと慣れたころに、帰国となる。

帰国した途端、日本の空港では、
「おかえりなさい」と深々とお辞儀をする空港スタッフに迎えられる。

 

「これぞ、日本」
と、安堵する人も多いだろうが、私は疲れてしまう。
やりすぎなんだ。

 

旅行はとても楽しいけれど、終わってみると日常とは違う疲れ。
海外でドライな接客に慣れた後の、日本の接客業のやりすぎ感。

 

前職で昔マナー研修を受けた時の話。

お客様アンケートなるものを定期的に実施していた。

店舗や店員の身だしなみ、サービス内容についてはほとんど満点だったものの、

・来店時の店員の笑顔
・店員が声をかけるタイミングや言葉は適切だったか
・ステキだなと思う店員の名前

という項目の点数が各店で総合的に低かったり無記入だったり。

 

日本人は、いろんなお店で大切にされ、通常の対応では満足できず、
こんなにしてもらえる、こんなに大切にしてもらったという感動を与えないと、
満足感は低い

らしい。

先日、車の点検でカーディーラーに行った時。
化粧室にあった張り紙…

ストッキングありますって何用ですか??
パンツ履いてきたので必要ないけど、あるんなら貰っていいんですか??笑

 

トラック運転手が多いラーメン屋には、
シャワー室あります という張り紙があり、

漫画喫茶や映画館には、
スマホ充電器あります
という張り紙がある。

トイレの洗面コーナーは、ボディーミストや使い捨ての歯ブラシ、マウスウォッシュが置かれ、
アメニティであふれかえっている。

 

人に気を遣うのって疲れますけど、
遣われる方も過剰だとすごく疲れませんか??

 

2年後の東京オリンピック、
きっと外国人の方、始めは嬉しくて感動するだろうけれど、
帰国後すごく疲れていると思う…

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