長男、耳垢栓塞(じこうせんそく)
3歳の子どもの耳の中を、ひっさしぶり覗いてみたら、両耳ともに耳垢で耳の中がふさがっていました。
耳垢栓塞というそうです。
右耳は、何とか私がほじって取り除けたものの、左耳は痛がって触らせてもらえませんでした。
我が家の3歳児。
予防接種でも風邪の診察でも、超が付く臆病で病院嫌い。
ネットで調べて、市内で何より先生が優しいという口コミを頼りに0歳を母に託して通院してきました。
診察の30分前から来院予約ができるということで、午後は14時半から診察開始のところを14時に行って予約を取りました。
待合室では暴れ馬のように騒いでいた3歳児ですが、いざ診察になったら固まっていました。
しばらくして、名前を呼ばれました。
右耳は、難なく残りの垢を取ってもらい、問題の左耳へ。
表面の垢を取って、奥の大物にたどり着いた時、息子発狂。
手だけでなく、足まで出て暴れたので一度中断し、薬で垢をふやかすことに。
別室に移動し、私と息子が合い向かいに寝転んで、看護師さんが息子の左耳に一見目薬のような耳薬を耳に入れて、そのまま10分待つように言われました。
子は、先ほどの痛みと恐怖で固まっていたので、10分間はいい子に待てました。
10分後再度先生に呼ばれ耳薬を拭き取り、今度は吸引機で、耳の中を吸うと。
もう痛くないからと言われていた息子、「ぎゃああああ」とまた大騒ぎ。
一旦止めて、先生の指示で、全身で暴れて危ないので毛布で体を巻いて固定し私と看護師さん4人でギュッと抑えて吸い出すことに。
すると、吸引機の音が変わり、吸引機の先端には大きな岩石のような耳垢!!
先生が、これは大人でも痛かったよと言っていました。
無事に、耳垢が取れて音が聞こえやすくなったかいと息子に言うと、「うんっ」と笑っていました^^
今回お世話になった耳鼻科は、口コミ通り先生が子どもの対応に慣れていて、初めての受診にも関わらず○○君と子にも声をかけ続けてくれ、本当に親切でした。
待ち時間は1時間以上でとても長かったけれど、耳垢栓塞の初診で取り切れない場合は耳の薬を次回の診察前に自分で入れて再診になるという耳鼻科が多い中、1度の診察で済んだのは子が小さい時や2人以上いる方、普段働いている親の場合は大変助かると思います。
先生の腕と人柄からか、病院はとても混んでいましたが、私自身も是非こちらの先生にお世話になりたいなと思いました。
でも、やっぱり自分だけの受診となると、母親の通院は時短が優先されて贅沢は言っていられないでしょうけれど。。
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