灼熱の車内にとり残された2歳

”平成30年7月豪雨”で被災され、いまだ避難生活を強いられている方がいる中、
暑い暑いと言うのは はばかられますが、
この暑さじたいが記録的で、災害級だと気象庁の発表がありました。

 

ニュースになっていました。

あるパチンコ店では、従業員が駐車場の車内まで見て、誰か車内に取り残されていないか見回りをしているのだそうです。
小さな子供がエンジンの切られた車内で動かないのを発見した店員。
店内放送で車の所有者を呼び出したが出てこない。
やむを得ず車のガラスを割って子どもを救出しようとしたころ。

発見から10分後、戻ってきた両親は「短時間じゃないですか」「こんなことで子どもは死にません」。いらだった様子だったという。

炎天下の駐車場、車内に女児 ガラス割ろうとしたその時―朝日新聞

 

外に出て立っているだけで暑い。
風もなく、密閉された車内は、エンジンを切ってしまうと外よりも暑い。

なぜ、この暑さの中エンジンを切った車内で子どもを残してパチンコができるのか。
「短時間じゃないですか」
そう思うなら自分が、エンジンを切った車内で短時間でもいたらいい。

「こんなことで子どもは死にません」
そんな環境にいたら、大人でも死にます。

 

毎年、パチンコ店の駐車場に残された子どもが亡くなってニュースになっているのに、
この危機感の無さはなんなんでしょう。

 

死んでしまってからでは遅いのに、
死なないと分からないのでしょうか。

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