国勢調査員をした｜備忘録
国勢調査員に決まり、各戸配布用の調査書類と備品が入った段ボール箱が2つ宅配便で自宅に届いた。
9月に入って2週目平日の18時半 雨の中、印鑑と証明写真を持って市役所で2時間研修。
40分ビデオを2回通しで見て、市役所担当者から証明写真入りの調査票とネックストラップ、説明書やパンフレット・肩掛けバッグを受取る。
1時間半の予定だったが、ビデオ再生の音量調整やら過去のトラブル事例やら、コツやら雑談？で結局2時間かかった。
案内は当初、平日14時の研修日時指定だったが、仕事で参加できないと断ったので、参加者は10名ほど。
うち2名は、途中退席した。
研修室にいた市役所職員は5名ほどだったかな？
主な説明者と ビデオ再生者と助手と、他2・3名が入れ替わり。
研修室にされてしまった部署の方の残業なのか、主要3名以外は関わり無し。
翌週の9月3週目平日の19時に、公民館で顔合わせ。
市役所の担当者と数名の国勢調査員。
2度目は、1時間ほどで終わった。
調査用紙の配布が終わった10月1週目平日の19時、さらに2週間後と4週間後の19時に打ち合わせ有り。
自治会によって・または市役所担当者によって、区長が担当区域全部回るところや、研修1回と10月に市役所担当者へ回収物の提出と支給品の返却だけで他の調査員との接点は無いところなどさまざま。
統計調査員には、調査活動に従事した対価として報酬が支払われます。調査の種類や件数に応じて報酬金額が異なり、直近の国勢調査では概ね、約2万5千円から約11万8千円
2万5千円から11万8千円て、全然違うじゃない。
参考にならん。
しかも、報酬の支払いは
国勢調査員の報酬は、原則として調査期間が終了し、調査票などの事務処理が完了した後、調査活動終了後に支払われます。具体的な振込時期については、地域によって異なりますが、11月下旬頃に指定された金融機関の口座へ振り込まれるのが一般的です。
って、民間企業ならありえない支払形式。
配布もなぁ…
詐欺なんてする輩のせいで、玄関先に出てきてくれたかと思えば
「詐欺じゃないよね。ネックストラップ、よく見せてくれる？」なんて言われる始末。
ニュースでさ、本物は青い肩掛けバッグとネックストラップを付けてますってやってるの私も見たけども、
週末の日中とはいえ このご時世、知らない人にいきなりピンポンされたら まぁ身構えるけども。
「本物ですよ。2回研修受けました。私もニュース見ましたけど、組織的に詐欺やるってなったら、ネックストラップも肩掛けバッグも偽造しますよね。ま、詐欺なんてリスクがあるなら、もっと割のいいことありそうですけどね」と返しておいた。
世帯主名も家族構成も笑顔で教えてくれるけど、それでもやっぱり
非常勤とはいえ国家公務員として国の為に働いているのに、詐欺を疑われるのは決して気持ちのいいものではない。
調査用紙は原則手渡し。
その際に世帯主名と回答方法と家族構成を確認する。
回答方法は、ネットと郵送、調査員の訪問提出の3つ。
訪問提出がいいと言われたら、回収に伺う日時を決めて再訪する。
研修では、その場で回収日時を決めてもらえない場合は自分の携帯番号を教えて連絡をもらって調整するようにとのことだった。
しかし、私は日中仕事があるし、週末も子どもの習い事や試合の送迎・観戦、10月は習い事の役員の集まりもあり、希望に添えない可能性が高い。
感染症もいろいろ流行ってるし各戸配布で不特定多数の人と話すならマスクを付けたいところだけど、マスクしてたら不信かなと思ってマスクを外して回った。
けど、フルネームの入ったネックストラップを付けてさ、インターホンは無視してもインターホン越しには見られてるだろうしインターホンの履歴にはしばらく残るかもしれないし、どんな人か分からないのはお互い様なのに こっちばっかり手の内を明かすのってなんか。。
「昔は、コレ取りに来てくれたのよね」
「回収はしてもらえないの？」と数件 言われたけど、
「郵送でもどうしても難しい場合は封筒の右下に市役所の番号があるので、そちらへ連絡いただければ私ではないかもしれませんが回収に伺わせていただきます」と言って回った。
市役所から回収依頼の電話は無かったけど、不明点などの連絡欄に市役所の特設部署の電話番号を記載しておいたら、3件転送連絡有り。
3件とも、調査票の追加配布依頼。
うち1件は、二世帯じゃないって手渡しの時に確認してた家。
なんだかなぁ。
11月半ば過ぎに未回収世帯の特定・督促郵便が自宅へ届いた。
回収率は6割とちょっと。
マンション・アパートなんて駐車場が裏にあって、居るのか居ないのかも分からないから、ほとんど玄関ポストへ投函した。
住んでるか住んでないか、外国人世帯を教えてほしいとあらかじめ、管理会社へ問い合わせた際、電話じゃなく管理会社へ来るのが道義だとか個人情報だとか煙たがられる始末。
なんて言われてるし、5年に1度だし全世帯個別訪問対面渡しとなると あと数回かもしれない。
貴重な体験といえば、そうだけど。
国勢調査員を、他人に勧めるか？
次回以降も頼まれたらやるか？と聞かれたらどうだろう。
ぶっちゃけ、報酬次第だなぁ。
従来通りだと、1月末までにはと担当者は言っていたけれど…
遅っ！？
