表面だけを知った他人の憶測
夏も、もうすぐ終わりですね。
朝晩は、結構冷え込むようになりました。
昨日は日中暑くて、実家のお墓参りから帰宅後一時冷房のお世話になったけど、真夏とは全然違います。
小4男児殺害の犯人は、義父だったみたいですね。
逮捕直後は、犯行を認めていたものの、また否認し始めたらしいですが…
この事件背景が、テレビやネットで取り上げられているのを見ます
- ネットで知り合った
- 知り合って1年未満
- 入籍して半年ほど
- 父親が母親より10歳ほど若い
- 父親が無職で、入籍後は女性側の姓
- 小学生は母親の連れ子
- (子の)本当の父親じゃないのにという言葉に逆上
- 母親は、高校教師なのに”出会い系”なんてやって
- 離婚して婿として迎えたら、家庭がうまくいく訳ない
- 父親は、子連れと結婚する時点で本当の父親じゃないことを指摘される覚悟はできていたはずなのに幼稚な犯行
- 無職の夫がずっと家にいるから、子どもは帰宅後も連日塾通い etc
でも、すべて表面だけを知った他人の憶測であって
殺されてしまった子どもは、養父の愛情を確かめるために言ってしまった一言かもしれないし、
養父としても、子連れの女性と結婚して間もなく、本当の家族になれるよう自分なりに必死に努力していたかもしれない。
必死に努力している人にとっては、キツイ一言であったことに間違いない。
小学校4年生になって、言っていいことと悪いことの判別はできているはずという人もいるけれど、「本当の親じゃないのに」なんて、そんなの反抗期なら言うでしょ。
中学生、高校生でも言うと思う…
何より、離婚が珍しくなくなった今の日本、同じような境遇の家族は、 たくさんいる。
無職は危ない
義父(義母)は危ない
という流れになって欲しくない。
っていう発想もまた、
表面だけを知った他人の憶測
再婚したのは、子どもの為かもしれない。
9歳まで育ててきた子どもを、出会って1年足らずの男に殺された母親の心中を察することが苦しすぎて受け止めきれず、母親バッシングという斜めな方向へ走ってしまう気持ちもちょっと分かるような気がする。