使いきる。 有元葉子の整理術 衣・食・住・からだ・頭 |有元葉子
内容紹介
いつもすっきり片付いている台所、選び抜かれ、気持ちよく手入れされた道具、常に一段はあけてある冷蔵庫、たくさん用意された洗濯済みのふきん……おいしい料理は、実は、掃除から始まっている!
1日の終わりには台の上に何もない状態、だから、翌朝はすぐに作業にとりかかることができる。「台所には”台”がないと」「冷蔵庫のなかは頭の中」「台所はジムよ!」etc 気持ちよく台所仕事ができるための整理、片付け術、家事の流れの作り方……哲学ともえいる暮らし術をあますところなく紹介。
著者は、「ラバーゼ」でおなじみの有元葉子さんです。
ちょっとネタバレ。
- 毎日ちょこちょこ掃除しているから、大掃除ということはしない。
- 家に入れるすべてのものに定位置を決め、郵便物さえも部屋に持ち込んだらすぐに確認し、必要かそうでないかに分別する。
- プラスチック製のものが好きではなく、ペットボトル飲料でさえも家に持ち込んでほしくない。
ずぼらな私からすると、
ちょっとストイックすぎるかなと思う節がありますが、
一緒に暮らすわけではないので、
自分には無理ですが、他人の生き方としては感服します。
有元葉子さんの本は、
他に以前読ませていただいたことがあります。
有元葉子さんがすごいなと思うのは、
私はこれがいいと思ってやっているけれど、あなたは違うかもしれない。
いいように変えて、どうぞご自分のものにしてくだい
と、あとがきに書かれている通り、
押しつけがましくなく、
その心持ちが随所から伝わるところ。
西洋の物もたくさん使われていながら、
日本の古いものも、新しいものも、
自分で選んで使う。
望んだものが探してもないときは、メーカーに頼んで作ってもらう。
お気に入りの少ないものに囲まれた日常
いろいろ試して行きつく先に、
私もそんな生活を送りたい。
写真が多く読みやすいので、是非^^