愛知県豊田市の
小学校の校外学習に参加した1年生の男子児童が学校に戻ったあと意識を失い、熱中症で死亡したとニュースで見ました。
担任の先生に、「疲れた」と訴えたようですが、
「頑張ろうね」と手を引かれて歩き続け、重度の熱中症である熱射病で亡くなってしまったそうです。
校長先生が、判断が甘かったと家族に謝罪し、全校集会で経緯を説明したとのことですが、
校長先生も担任の先生も、熱中症さえ疑わず、まさか亡くなるとは思っていなかったのでしょうし、
決定的に誰が悪いとは言えないでしょうけれど。
日中の暑さはもう、昔とは違いますから。
根性で乗り越えられる暑さではありません。
保育園で顔に傷を作ってきました
4歳、長男の話。
大騒ぎするほどの傷ではありませんが、顔の傷というのは結構目立ちます。
帰宅途中の車内で気づいて、どうしたのか聞いても話をそらして教えようとしません。
主人がしつこく聞きだしたら、
「友達とおもちゃを取り合って、当たった。
先生に言ったけど、仲良くしてって言われた」とのこと。
先生からの説明は、特にありませんでした。
主人は、私以上に気になったようで、
他にも「その友達はごめんねって言ったのか」
「わざとおもちゃをぶつけられたのか」等、いろいろ聞いていました。
男の子だし、これからもっと喧嘩もするでしょうし、
事故によるケガも多いと思います。
目を離さずに家の中で見ていても、暴れまわってケガをします。
そんな幼児を、一人で30人弱見ている先生を責められる立場ではありませんが、
自分の知らないところ、見ていないところでケガをしてくると、やっぱりガッカリはしてしまいます。
ニュースの熱射病で亡くなった子の母親の気持ちを考えると、
子どもは「疲れた」と先生に助けを求めたのに―
わざわざこんな暑い日に、校外学習をする必要があったのか―
「疲れた」と言いながらも歩き続けたわが子を、もっと気にかけてもらえていたら―
と、きっと私なら考えてしまうだろう。
誰のせいでもないのだけれど、
今の夏の暑さは尋常ではないので、高温注意情報が出たら室内でできることをさせてほしい。
同じことを繰り返さないでほしい。