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同じ言葉でも相手との関係性で受け止め方は全然違う

病気

写真家、猟師の
幡野広志のブログ で以前拝見したと思うのだけれど、
検索しても出てこないので、定かではないのですが。

闘病中に言われたくない言葉―
幡野広志さんはブログの中で、

と言われるのが、
はっきり言って大迷惑と言っていた。

頑張って欲しくない人に頑張ってと言う人
治ってほしくない人に絶対治ると言う人は、
そういないと思う。

飲食店の常連でも、
せっかく常連になったのだから、自分の好きな物を覚えて、
黙っていつものメニューを出してもらいたいという人もいれば、
常連であっても、毎回その時の気分に応じたものを飲んだり食べたりしたいので、
毎回何にするか聞いてほしい人もいる。

私は、癌告知は受けたけれど、余命宣告は受けていないし、
今のところ服薬と経過観察だけで、治療らしい治療もしていないし、痛みを感じることもない。

状況によっても違うだろうし、
私はほんの一部の人にしか癌であることを公表していないけれど、
私は、体調不良時に
「頑張って」と言われるのは素直に嬉しい。
あくまで今のところ

逆に、自分は癌になったけれど、
癌の発生部位もいろいろあるし、進行具合や悪性度によっても全然違うので、
癌告知を受けた人に対して、
どう返せばいいのか、
どう声をかけるのが正解なのかは分からない。

あえて言うなら、
私が言われて
いい気がしないのは、

かな。

いい子なのにって…

2人に1人はガンを患い、日本人の3人に1人はガンで亡くなる。
悪人が病気になる訳ではない。

先祖とか同じ病気の人いるの
という言葉は、犯人捜しをして何の得があるのか。

遺伝性の高い病気であっても、
その人が悪い訳ではないし、どうすることもできない。

ちなみに私の場合は、
周囲に同じ病気の人はいないので、
「どうしてあなただけ」
ということになるけれど、言われた相手との関係性やその時の気分によっては
暗に

“自業自得”でガンになった
と言われている気にならなくもない…

しかし、
一方で主人はよく
割と楽天家な私に対して

「あなたみたいな性格でも、病気になるんだね」
と言ってきます。

しかし、
夫に言われるのは、全く気にならない。

きっと、同じ言葉でも、
言い方やテンション、言われた相手や相手との関係性も大きく影響するのだと思う。

良くも悪くも
実家の家族と主人からは、
言葉に愛を感じるから??
何を言われても大して気にならない。

ひろゆき が、youtube動画で

「糖尿病の人って、自己管理ができない我儘で正確悪い人が多いらしいですよ。
自業自得なんです」

みたいなことを言っていたから、病気をそういう偏見の目で見る人も一定数いるんでしょうけど。

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