内容の詳細は、今となってはほとんど覚えていないけれど、
実家に野口英世の本があって、小さいころよく読んでいた。
野口英世の故郷の、記念館にも連れて行ってもらった覚えがある。
野口英世は、母が畑仕事をしている間に
囲炉裏に落ちて火傷を負った。
5本の指が焼けて使えなくなってしまった。
野口英世の母は、左手の指が使えない英世に健常者と同じ教育を受けさせた。
野口英世が外国で医師になった後、
母自らは字の読み書きが出来なかったが、
独学で必死で覚え、不慣れな文字で帰ってきてほしいと野口英世宛てに手紙を書いた
というようなことが書かれていた。
息子に火傷を負わせてしまった時、どう思っただろう。
息子が不自由な手で何かをするのを、どんな思いで見つめたのだろうと、
母になった今考える。
最近、次男がスマホの充電コードをよくかじる。
初めて見た時は、感電してしまうのではないかとビックリしたけれど、
感電はしないらしい。
だが、
かじられた電源コードは充電速度が遅くなり、間もなく壊れた。
私は1度買い替え、主人は2度買い替えた。
子どもって、目を離さないよう気をつけていても、
ちょっとしたスキに飲み物をこぼしたり、
食べ物でないものをかじったり、舐めたり、咥えたり…
私自身も昔、
祖父母が見守るリビングのストーブで。
天板に手を置いて、左手に火傷をした。
一瞬の気の緩みが大事故につながりかねず、
野口英世や私自身の火傷を教訓にしているのに、
子どもってホントチョコチョコチョコチョコ…
遅いと思っていると、ハイハイでも案外すごく早かったりします。
先日、SNSで子どもが通っている保育園に対して、
ほぼ毎日ケガして帰ってくる息子。(5歳)
保育園や先生は、「ごめんなさーい、ケガさせちゃいました~」と言うけれど、
最近ちょっと不信感
的な書き込みがありました。
でも、
5歳なんて
良し悪しの分別は付く年ごろかもしれないけれど、疲れ知らずでずっと動いてるじゃないですか??
5歳だと、1クラス30人程度の生徒を先生1人で見ている園が多いと思いますが、
自分がやってみたら分かるんでは??
と思いました。