生き方なんてタイトルですが、ビジネス本です。
残業を減らし、適度に有給を取って余暇を楽しむのが、できるビジネスマン像として語られる昨今。
仕事人間は悪のようなイメージを抱きかねないが、やはり仕事は人生において大きなウエイトを占め、改めて働くことの意義を考えさせられた。
素直で誠実に生きること。
経営のトップに立つと、私欲も出てくるし、会社をより早く大きくしたい欲望も強くなる。
誠実に会社の為を考えてビジネスを進めるのが難しくなってくること。
小学生時代に教わる当たり前のことを、当たり前にするのに、強い信念が必要なこと。
神様が手を貸したくなるくらい必死に働く―
ド真剣に生きる―
今は塾を開講し、筆者もセミナー活動をされていますが、本田宗一郎をはじめ自身が参加したセミナーもところどころに織り交ぜ、筆者の言葉でより分かりやすく簡潔に表現されています。
序盤に一度だけ奥さまとのやり取りが出てきますが、ほんの数行でありながら奥さまも立派な方なんだろうなとうかがい知ることができます。
あえて詳細の記載は控えますが、私にとって人生の自己啓発本になりました。
スポンサーリンク