つい先日、息子(満1歳3か月)が熱性けいれんという、一般的にひきつけと呼ばれるものを起こしましたので、忘れないうちに記録しておこうと思います。
熱性けいれんは、6歳未満の乳幼児にみられる症状で10人に1人が起こす確率で、別段珍しいことではないようです。
出産前の母親学級でも習ったし、産婦人科の出産前の勉強会でも出てきました。
そして、私自身が小学生に上がってからも時々ひきつけており、両親からも症状を始めて見たときの感想を聞いていたのですが、やっぱり聞いているのと、実際自分の目で見るのでは全然違いました。
びっくりする、生きた心地がしないとは聞いていたものの、焦点は合わないし手足はけいれんしてるし、本当にこのまま死んでしまうんじゃないかと思いました。
ひきつけという症状は知っていたものの、いざひきつけた時の処置が分からず間違った事をしてしまいました。私と同じ後悔をする人が1人でも減るようにこの場をかりて、処置をざっと紹介しておきます。
まず、衣類を緩めて、窒息させないように嘔吐物があればふき取り、顔を横向きにさせて安静にする。
けいれんの時間を計り、落ち着いたら体温を計っておく。
私は、ここで母親学級で、熱性けいれんは初めて見るとびっくりするけど、命を落とすような病気ではないし、急を要するほどでもないので、救急車は呼ばないようにと言われていました。けいれんの時間も計るように言われていたので、計ってはいたのですが、平常心で見ていられるのは2分が限界でした。そして、救急車のお世話になってしまいました。
救急車を待っている間にも、焦点は定まらず何度も背中を叩いてしまいました。脳が異常を起こしているので、強くゆすったり、背中を叩いたりするのはご法度だったのです。
知らなかったので、今となっては仕方のないことですが、このブログを見て、私と同じ間違いをする人が、一人でも減りますように。
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