残せるものなら残したい―
甲状腺。
手術前説明で、先生から私の場合は甲状腺を全摘か一部残すか選択できると言われました。
どちらにも、メリット・デメリットがありますから帰宅後、家族とも相談して決めてくださいと。
こちらの本を参考にさせていただきました。
欧米では、極小ガンであっても全摘手術が主流のようです。
が、この本の中で、
甲状腺ホルモンは1日1回飲むだけで、副作用もなく、調節は容易。
しかし、年をとったり何らかの原因で薬をとりに病院まで行けないとか、しばらく口からものを摂れないというようなことが起こりうるので、残せるものなら甲状腺は残した方がよいように思います
という一文で、甲状腺半分弱残すことを決心しました。
アメンバー限定記事でしたが、胸を摘出して2年が経ち、再建手術を考えていますとおっしゃっていました。
ガンと聞いた直後は命を優先して全摘しても、寛解がそう遠くない視界に見えてくるとだんだん欲も出てくるのでしょう。
私も、当初はしばらく生きていられるなら首なんてどうでもいい、なくてもいいと思っていた。
しかし、手術説明を受けて残せるものは残したい、手術跡がケロイドになったり目立つのは嫌だなと思ってしまう自分の調子の良さに笑えてくる。。